スカボロー礁に中国の構造物か フィリピン抗議、中国「正当な権利」

📌 Diğer 📰 Asahi Shimbun (JP) 🕐 9 saat önce

フィリピン軍やフィリピン沿岸警備隊などが10日、マニラで記者会見を開き、中国と領有権を争う南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)で、浮体構造物を確認したと発表した。フィリピン外務省は、中国が設置したものだとして中国側に抗議。中国外務省は、「正当な権利だ」と主張している。

沿岸警備隊のタリエラ報道官によると、スカボロー礁で確認された構造物は約30平方メートル。構造物の上には、アンテナのようなものが設置され、6人の人員も確認された。5月末、この周辺では中国の調査船2隻が航行していたという。

スカボロー礁をめぐっては、中国政府が2025年9月、「自然保護区」を設置すると発表していた。フィリピン外務省の担当者は「中国に対し、構造物の撤去を求める」と述べ、数回にわたって中国側に抗議したと説明した。フィリピン軍のトリニダッド報道官は「人工島として開発されることを防ぐ」と述べた。

中国外務省の林剣副報道局長は9日の定例会見で、スカボロー礁について「中国の固有の領土」だと主張。「科学調査を行うことは主権国家としての正当な権利だ。フィリピンに対し、挑発行為をやめるよう強く求める」と述べた。

スカボロー礁は、フィリピンのルソン島の西約230キロの、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)内にある環礁だ。フィリピンは13年、中国をオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所に提訴し、16年の判断は、南シナ海のほぼ全域の管轄権を持つとする中国の主張を否定した。だが、中国は判決の受け入れを拒否。スカボロー礁近海では、フィリピンの公船が中国海警局の船から放水を受けるなど、緊張が続いている。

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