韓国地方選、91カ所で投票用紙不足 「救済」で再選挙要求も
韓国で3日に投開票された統一地方選で、少なくとも91カ所の投票所で投票用紙が不足し、再選挙を求める声が相次いでいる。一部の有権者が投票できなかった可能性があり、10日には全国各地の大学で参政権の侵害だと非難する集会が開かれた。
中央選挙管理委員会によると、ソウル市や仁川市を含む全国91カ所の投票所で7000枚以上が不足した。一部では投票が中断したり、長蛇の列ができたりした。ソウルでは投票終了時間の午後6時までに到着した人の投票を午後10時まで受け付けたが、諦めて帰宅した人もいるとみられる。
「主権侵害に対する実効的な救済策を講じよ!」。ソウル大など全国各地の大学では10日夕、学生たちが中央選管を非難した。10日は軍事政権下だった1987年、参政権獲得につながった大規模な民主化運動が始まった日でもある。
韓国メディアによると、中央選管は今回、投票日当日に準備する投票用紙の枚数について、有権者の50%を下限とする指針を各選管に通知した。事前(期日前)投票率の高まりも考慮されたという。
ソウル市長選の投票率は、事前投票分を除くと50%を大きく下回った。ただ、50%を超えた一部の投票所で投票用紙が不足したとみられる。他の自治体でも同様の事態が起きた模様だ。
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