「ナチュラル」ナンバー2逮捕 風俗店に女性紹介の疑い 警視庁
SNSで勧誘した女性を無店舗型性風俗店(デリバリーヘルス)に紹介したとして、警視庁は11日、国内最大の違法スカウトグループ「ナチュラル」幹部の「小沢」こと榎本悠人容疑者(35)=東京都練馬区練馬4=を職業安定法違反(有害業務の紹介)容疑で逮捕した。組織のナンバー2として所属スカウトや収益の管理など運営全般を統括していたとみられる。
警視庁や捜査関係者によると、同じ容疑で既に逮捕、起訴されているトップの「木山」こと小畑寛昭被告(41)=公判中=の「右腕」だった。最上位2人の逮捕により、警視庁は組織の解明と壊滅を進める。
警視庁は当初、2月中旬に榎本容疑者を逮捕する予定だった。しかし直前に行方が分からなくなり、4月16日に全国に指名手配していた。6月10日に大阪・梅田のパチンコ店に「似た人物がいる」との情報提供があり、捜査員が11日午後に職務質問で本人と確認した。接触時は100万円近い現金とスマートフォン1台を持っていた。暴れる様子はなかったという。
逮捕容疑は、2023年9月中旬~11月中旬、20代女性に群馬県高崎市のデリバリーヘルスを紹介し、面接に行かせたとしている。警視庁は認否を明らかにしなかった。
ナチュラルには全国で1500人以上が在籍し、22年には45億円の収益を得ていたとされる。末端のスカウトが女性を性風俗店に紹介し、店から収益を集める活動はトップの逮捕後も続いている。
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