「高齢者もテレビ離れ」 1995年以降初 NHK放送文化研調査

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高齢層も「テレビ離れ」が止まらない――。NHK放送文化研究所が発表した最新の調査結果から、若年層だけでなく各世代でテレビ視聴の減少が進む実情が明らかになった。 同研究所は16日、2025年国民生活時間調査の結果を公表。テレビ(リアルタイムでの放送)をほぼ見ない人の割合は20代で7割近く、30代では6割近くにのぼった。テレビの主な視聴者層である60代も1割超、70歳以上も1割近くがほぼ見ていなかった。60代以上のテレビ視聴の割合が減ったのは、現在の調査方法となった1995年以降で初めてという。 NHKの井上樹彦会長は17日の定例記者会見で「これまで行った調査でも若年層中心に減少傾向が見られていたが、今回は若年層だけでなく高齢層でもその傾向が見られたというふうに受け止めている」と分析。「視聴者の皆さまに良質なコンテンツを届けていく取り組みを進めていくということに尽きる」と述べた。 同研究所によると、調査日(平日)にリアルタイムで15分以上、テレビを見た人は71%(前回20年は79%)。世代別でみると、10~15歳は42%(同56%)▽16~19歳は27%(同47%)▽20代は33%(同51%)▽30代は43%(同63%)▽40代は55%(同68%)▽50代は73%(同83%)▽60代は84%(同94%)▽70歳以上は92%(同95%)――だった。 調査は1960年から5年ごとに実施。最新の調査は昨年10月、全国から無作為に選んだ10歳以上の7200人を対象に調査票を郵送し、3795人から有効回答(有効回答率52・7%)を得た。【加藤結花、河慧琳】

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