九電、玄海原発1号機の廃炉作業公開 2054年度の完了目指す

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九州電力は17日、玄海原発1号機(佐賀県玄海町)の廃炉作業を報道陣に公開した。放射性物質による汚染の可能性がある装置の解体などが対象で、4段階ある全工程の第2段階に当たる。作業は今後15年続き、廃炉の完了は2054年度を目指す。 1号機は17年に廃炉作業に入り、これまでは汚染のない設備の解体や原子炉周辺の汚染状況の調査を進めていた。今年4月から放射能レベルの低い設備の解体などの作業が始まった。 この日は使用済み燃料プールを冷やすための水を供給する「原子炉補機冷却水ポンプ」の撤去作業が公開された。原子炉近くの放射線管理区域にあり、作業着姿のスタッフ8人が、重さ約900キロのポンプをチェーンでつり上げて取り外した。 ポンプが放射能に汚染されていないことも確認した。玄海原発の川上和久広報部長は「安全を第一に、放射線管理に万全を期しながら作業を進めていく」と説明した。今後は作業着の洗濯設備などの撤去も進める。 玄海原発は2号機も廃炉作業中で、3、4号機が稼働している。廃炉に伴う廃棄物のうち、低レベル放射性廃棄物は1、2号機合わせて1・3万トンに達する見通し。廃炉費用は計約750億円の見込み。【宇都宮裕一】

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