生きるため「メキシカンドリーム」へ転換 W杯の街で見た移民の今
サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会で、日本代表がチュニジア代表と21日(日本時間)に対戦するメキシコ北部の工業都市、モンテレイ。アメリカ(米国)との国境に近く、日本関連企業の工場などもある。 メキシコは、中南米やカリブ海諸国などから米国を目指す移民・難民にとって最大の経由地となっていたが、第2次トランプ政権以降、移民政策が厳格化した。支援団体などが運営する移民支援シェルターで現状を聞いた。 荒々しい岩肌が見える山を見ながら、中心部から西に車で30分。高台の住宅街に移民支援シェルター「カサ・モナルカ」が見えてきた。 壁には鮮やかなチョウのトレードマークが描かれ、敷地内でサッカーをする子どもや、受付のテレビを眺める人、服を手洗いする人など、入所者たちが思い思いに過ごしている。 同名の非営利団体と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などが2022年に建設。当初はメキシコを経由して米国に渡る人々を支援する「通過型」の施設だった。第2次トランプ政権以降、活動の性格はメキシコ定住に向けた支援に変わった。米国から退去させられた人や、メキシコでの難民認定を待つ人などが、寝床や食事の提供を受けている。ほとんどの人が、仕事を見つけてメキシコで暮らすことを目指していて、在留資格取得のため、弁護士による助言なども受けられる。 記者が訪れた6月初旬にはハイチ、キューバ、ベネズエラなど、政情不安や経済状況などを理由に祖国を離れた64人が滞在していた。 キューバから2年5カ月前に移り、1年前から滞在するパストール・トーレスさん(56)。心臓発作が起きたときも病院に連れていってもらい、無料で診察を受けられたという。
📌 Kaynak
Bu haber XML kaynağından derlenmiştir. Tamamı için orijinal habere gidin.
Orijinal haberi oku →