出雲大社の「大しめ縄」、架け替えへ 「つり木」のヒノキ伐採

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出雲大社神楽殿(島根県出雲市)の大しめ縄(長さ13・6メートル、重さ5・2トン)を今夏、8年ぶりに架け替えるため、島根県飯南町の町注連縄(しめなわ)企業組合などは17日、町内の山林で、新しい大しめ縄をつり下げるヒノキを伐採した。 選定されたのは樹齢約90年で高さ約30メートル、胸の高さの直径約50センチのヒノキ。日本最大級のしめ縄を長期間支える「つり木」にふさわしく真っすぐで、枝打ちされて節が少ない木が選ばれた。2018年の前回の架け替えで伐採した場所のそばで、搬出もしやすい。 伐採は、組合員ら約20人が神事で作業の安全を祈願した後、始まった。出雲市の木材会社「スサチップ工業」の作業員数人が、切り倒す方向の数カ所に毛布などを置き、倒れたヒノキが傷まないよう準備した。その後、チェーンソーで切れ込みを入れ、くさびを打ち込むと、ヒノキが地響きを上げて倒れ、その震動が足元からも伝わった。 伐採した木のうち長さ約14メートルを町内の「大しめなわ創作館」に運び、今後、樹皮をはぎとり、乾燥させたうえ、つり木に仕上げる。木を提供した安部健さん(69)は「飯南のヒノキを知ってもらうきっかけになれば」と期待した。 創作館では、大しめ縄づくりの終盤の作業も進む。7月18日には、わらで作った巨大な縄2本をクレーンを使って、より合わせる。同21日に出雲大社に奉納する予定。 組合の那須久司事務局長(71)は「しめ縄と、つり木がマッチしたところを想像した。あと1カ月。全員一致で制作したい」と話していた。 大しめ縄作りは同館で無料で見学できる。午前10時~午後5時。火曜休み。問い合わせは同館(0854・72・1017)。【上野宏人】

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