岩手山が2年ぶり規制解除 東側の火山活動落ち着き7月1日に山開き

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噴火の警戒レベル引き上げのため2024年10月から入山規制が続いている岩手山(2038メートル)について、岩手山火山防災協議会は18日、山頂に続く東側四つの登山口の規制緩和を正式に決めた。開放は7月1日午前6時。西側登山口は引き続き規制する。 山の東側の火山活動が停滞しているため、協議会は東側の馬返し(滝沢市)、焼走り、上坊(八幡平市)、御神坂(雫石町)の登山口を開放。火山活動が活発化している西側の網張(雫石町)、七滝、松川(八幡平市)の3登山口は規制を続ける。 7月1日午前6時から、馬返し、焼走り、御神坂の登山口で安全祈願式と山開き式をし、登山を開始。正午に合流して山頂で交歓会を開く。 県は16日、東側と西側を往来できるルートの分岐付近3カ所に「立ち入り禁止」の看板を立てるため、防災ヘリコプターで資材を運んだ。 岩手山は24年10月、5段階ある噴火警戒レベルが1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)になり、全登山口で入山を規制した。岩手山では「レベル2に引き上げられた際には、レベル3(入山規制)と同等の対策を取る」と決めていた。 仙台管区気象台は6月11日にあった協議会の幹事会で、今年5月下旬から山の西側を震源とする火山性地震が増加し、山体膨張を示す地殻変動も観測されているとして、レベル2を維持する方針を示した。 達増拓也知事は「登山届・下山届の提出、緊急速報メールなどが受信可能なスマホの携行など安全対策を徹底し、規制看板に従って登山してほしい」とコメントを発表した。 協議会は、レベル1に引き下げられた場合の対応についても検討。西側の大地獄谷中心部から半径300メートルの範囲は噴気や火山ガス噴出の可能性が残るため、接続する登山道を含めて立ち入り禁止とした。 ただ、七滝登山道にある七滝までは入山可能とし、大地獄谷から離れた登山道についても開放に向けて整備を進めていく。整備期間中は引き続き登山道は封鎖するという。

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