関大が万博の「大屋根リング」再現 学生会館建て替えでレガシー継承

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大阪・関西万博の「レガシー」が、大学施設に継承される。関西大学は、千里山キャンパス(大阪府吹田市)の学生会館「誠之館(せいしかん)」を建て替え、エントランス部分に万博のシンボルだった「大屋根リング」の一部を再現すると発表した。 建て替えるのは誠之館2号館、3号館、5号館。1960年代に建てられ、クラブや同好会などの課外活動の拠点として利用されてきた。老朽化や活動スペースの問題があったため、古い学生会館群を解体し、新たな学生会館を整備することにした。 使用する木材は、万博後に残った建築物や建材などの資源有効利用を図るリユースマッチング事業「ミャク市!」で購入。大屋根リングの柱や、はり、展望回廊の床などを使う予定。再現されるリングは、高さ約12メートル、幅・奥行きは約36メートルだという。 新学生会館は11階建て。従来の課外活動の拠点となる部屋以外にも、シアターやトレーニングジム、音楽練習フロアや競技場フロア、和室なども完備する予定だ。 高橋智幸学長は「万博の理念と記憶を継承し、新施設が学びと交流の拠点となることよう整備したい」と話す。現在の誠之館は今年度中に解体し、新学生会館は2027年4月に着工、2029年3月の竣工(しゅんこう)を予定している。

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