福岡七段が中盤リード、一力本因坊は4連覇逃す 本因坊戦第5局

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囲碁の第81期本因坊決定戦五番勝負(毎日新聞社・日本棋院・関西棋院主催、大和証券グループ特別協賛)の第5局は1日、甲府市の「常磐ホテル」で打たれ、午後5時53分、挑戦者の福岡航太朗七段(20)が一力遼本因坊(29)に200手で白番中押し勝ちし、対戦成績3勝2敗で本因坊位を奪取した。7大タイトルの獲得は初めて。福岡七段は2日付で規定により八段に昇段する。また、史上最年少(20歳6カ月)での本因坊獲得で、二十四世本因坊秀芳(石田芳夫九段)が持っていた記録(22歳10カ月)を55年ぶりに更新した。残り時間は一力本因坊2分、福岡七段3分。 前期、芝野虎丸棋聖を降して3連覇を果たした一力本因坊と、本因坊戦史上2番目の若さ(20歳4カ月)で挑戦権を獲得した福岡新本因坊との顔合わせとなった今シリーズ。第1、4局は福岡新本因坊、第2、3局は一力本因坊がそれぞれ勝利し、前期に続いてフルセットとなった。最終第5局は福岡新本因坊が中盤、二子を捨てて打つ好判断でリードを奪うと、その後も的確な打ち回しを見せて逃げ切った。 一力本因坊は第3局までで2勝1敗とリードしたが第4、5局を連敗して4連覇は果たせず、名人、王座、天元の3冠に後退した。【武内亮、新土居仁昌】 7大タイトルの獲得は小さい頃から目標にしていたので達成できてうれしい。まだ強みを作れていないので、誰に聞いても「こういう碁だよね」と言ってもらえる棋士になれればと思う。 第3局以外は内容がかなりまずい碁が多かったので結果は仕方ない。判断力であったり、細かい部分でミスが多かったので、もう少し精度を高めていかなければいけないと感じた。

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