読む政治:与党強行姿勢に野党は態度硬化 「互譲」遠く見えない着地点
「失われた30年」と言われるニッポン。社会に横たわる難題はなぜ解決されないのか。毎日新聞の調査報道がその本質に深く迫ります。 自民、日本維新の会の与党は1日、衆院議員定数削減法案など与党提出2法案について、衆院の各委員会で野党欠席のまま採決に持ち込むことを模索した。事態を憂慮した森英介衆院議長が与野党幹部に「歩み寄り」を促したため、同日の採決は見送られたが、野党側は「まず与党が強硬姿勢を正すべきだ」との姿勢を崩していない。維新も森氏への不信感を強めており、国会は17日の会期末に向け緊迫度合いを増している。 中道改革連合の階猛幹事長は1日、与野党対立の状況が解消されていないことを踏まえ、記者団にそう言い切った。皇室典範改正案を議論するための「静謐(せいひつ)な環境」が整っていないとの認識だ。 階氏はその直前、森英介衆院議長と与野党幹部との会談に出席。皇室典範改正案を最優先することに加え、与野党が対立を深める衆院議員定数削減法案などについて、森氏から「互譲の精神」で協議するよう求められていた。 階氏は、特別委員会で野党の同意なく定数削減法案などの審議を強行した与党の姿勢を問題視。「その時点で互譲という精神が崩れている」と語り、「議長が何ら方向性を示すことなく丸投…
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