「新たな保守」求めた有権者 識者が語る再建の課題、韓国統一地方選

📌 Diğer 📰 Asahi Shimbun (JP) 🕐 5 saat önce

韓国で6月3日に投開票された統一地方選では進歩(革新)系与党・共に民主党が16ある広域自治体の首長選のうち12カ所で勝利し、保守系最大野党・国民の力は4カ所にとどまったが、最も注目された首都ソウルは国民の力が制した。今回の選挙を通じて見えた保守の姿などについて、韓国外国語大の李哉黙(イジェムク)教授(政治学)に聞いた。

今回は保守系の国民の力が広域自治体の首長選の多くで敗れる一方、現執行部と距離を置いてきた保守は生き残った。ソウル市長選で勝利した呉世勲(オセフン)氏や、釜山の国会議員補選で無所属で当選した韓東勲(ハンドンフン)氏だ。

有権者は進歩系の李在明(イジェミョン)政権を牽制(けんせい)するにしても、非常戒厳を出した尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領につらなる保守勢力ではなく、尹氏と距離を置く新たな保守勢力がするべきだと考えているのではないか。

いまの国会における国民の力の主流は、尹氏の影響のもとで選挙の公認を受けた人が多い。尹氏への対応をめぐって国民の力の内部は亀裂が深まっており、保守の再建は簡単ではない。

ただ、国民の力の支持率が低迷する難しい状況の中でソウル市長に当選した呉氏や、縁のない釜山に乗り込んで勝利した韓氏にはストーリーがある。この2人は世論をつくることができ、韓氏には韓国の政治家には珍しくファンダム(熱狂的なファンのコミュニティー)もある。

与党の共に民主党は今回、釜山市長選などには勝ったが、象徴的な意味が大きいソウルで勝つことがより重要だった。敗北の背景には不動産対策をめぐる問題のほか、李大統領の裁判の起訴の取り消しに道を開く法案を与党が出したことなどが影響していると思う。政権・与党は表面上は「勝った」と言うだろうが、内心ではこの結果を不快に思っているだろう。

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