ドイツ、安保理選挙で初敗北 「常連」がなぜ 考えられる六つの敗因
国連安全保障理事会の非常任理事国を選ぶ選挙で、ドイツが初めて敗北しました。ほぼ8年ごとに非常任理事国を務めてきた「常連」で、日本とインド、ブラジルとともに常任理事国入りをめざす「G4」のメンバーでもあります。
考えられる敗因は何でしょうか。2019年4月から3年半にわたりニューヨークで国連を担当し、現在はベルリンに駐在する記者が解説します。
安保理は5カ国の常任理事国(米国、ロシア、英国、フランス、中国)と10カ国の非常任理事国で構成されます。6月3日に実施されたのは、27年1月から2年間、非常任理事国を務める5カ国を決める選挙でした。
地域ごとに選出され、「西欧その他」地域は今回2枠ありました。立候補したのはドイツのほか、オーストリアとポルトガル。勝つためには国連加盟国(193カ国)のうち、投票した3分の2以上の支持が必要で、投票は何度もくり返されます。
だが、1回で決着がつきました。結果はポルトガル134票、オーストリア131票、ドイツ104票と差がつきました。秘密投票のため、投票の内訳はわかりません。
ドイツのワーデフール外相は選挙後、国連本部で、考えられる敗因を三つ挙げました。その一つが「ウクライナに対する揺るぎない支持」です。ウクライナへの侵攻を続けるロシアが、安保理の座につかせたくなかったため、「反ドイツ」キャンペーンを実施していたと主張しました。
📌 Kaynak
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