バズーカ、メイ寝… 事典のようなラッコサイト開設 鳥羽水族館
国内で唯一ラッコを飼育する鳥羽水族館(三重県鳥羽市)が、雌の2頭、メイ(22歳)とキラ(18歳)をテーマにした特設サイト「ラッコペディア」を開設した。愛らしい表情や可愛い仕草の初出し写真のほか、40年以上におよぶ同館のラッコ飼育史など、ネットの百科事典「ウィキペディア」をもじったタイトル通りラッコ百科事典のよう。初日からアクセスが集中し、ファンからも「ラッコへの愛情があふれている」などのコメントが寄せられている。
メイとキラをきっかけに多くの人にラッコの生態を知ってほしいと考案された。2頭の特徴や1日の過ごし方のほか、飼育係の仕事内容など普段は知ることができないトピックも満載。ラッコの生態を紹介するページでは、食事中に体を回転させる理由や、極寒の海で体温を維持する体毛の役割などを知ることができる。手や歯、立ち姿などのモデルとしてメイとキラも登場している。
特に力を入れたのが「ラッコ用語集」。トレーニング用語ではジャンプして餌を確保する「イカミミジャンプ」や三角コーンを回す「バズーカ」、またメイ特有の寝相「メイ寝」など習性にちなんだ言葉を紹介。かつて飼育していた雄のロイズのお気に入りの場所を指してファンが呼ぶ「ロイズ穴」や、一般的に赤ちゃんを意味する用語「パップ」なども盛り込んだ。
飼育史では、1983年に米アラスカから4頭のラッコが入館し、翌84年に初めての赤ちゃんが誕生したことなど懐かしい思い出と共に、メイの母親のポテトなどこれまで飼育した13頭のラッコたちの写真も掲載した。
ラッコペディアは、5月29日の午後5時に公開されると約30分間で2000アクセスが集中したという。担当者は「ラッコファンの知りたい気持ちに応えながら、メイとキラの魅力発信を更新していきたい」と話していた。【下村恵美】
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