8時間近く続いた津波注意報 10県で最大19万人超に避難指示
8日朝に起きたフィリピン・ミンダナオ島付近の地震で、茨城県から沖縄県の太平洋沿岸部に8時間近く、津波注意報が発表された。宮崎県・宮崎港で最大30センチの津波を観測。6都県に10センチ以上の津波が到達した。
総務省消防庁によると、宮崎や三重、千葉や茨城、高知など10県で最大19万人超に避難指示が出た。被害の報告は入っていないという。
20センチの津波が到達したのは、東京都・小笠原諸島の父島(午後1時46分)、和歌山県串本町(午後2時12分)、鹿児島県・種子島(午後3時49分)。
気象庁は午前9時5分、12都県の太平洋沿岸部に津波注意報を発表し、午後4時50分に全て解除した。注意報が発表された茨城県から沖縄県の沿岸では、海面変動が今後1日程度は続く可能性があるとして、海での作業や磯釣りなどは注意するよう呼びかけた。
海外の地震で日本に津波警報や注意報が出されたのは、2025年7月にロシア・カムチャツカ半島沖で巨大地震が起きて以来。フィリピンは地震多発国で、過去にも規模の大きな地震が起きている。23年12月には、ミンダナオ島沖でマグニチュード(M)7・6の地震があった。
米地質調査所(USGS)は8日の地震の規模をM7・8としている。気象庁によると、波形や計算方法によって違いが出るという。【三浦研吾、古瀬弘治】
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